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シオイレは家で勉強できない人なので、もっぱら勉強するときは市営のコミュニティセンターというところに出向いて打ち込むのですが、その施設の管理人のおばちゃんの中に、特に笑顔のステキな方がいます。

一方シオイレは作り笑いが苦手な人間。意識していないとたいがいの場合、最初の「こんにちは!」の一声を無表情で発してしまう愚か者。なので、それに対して相手の返す言葉に笑顔が伴っていると、思わずハッとさせられます。

"あれ、なんで俺こんなムスっとしているんだろう。"

こんなんじゃ人を幸せな気分にできませんね。せめて冷たい顔を見せてしまった分だけ誰かに優しくなれたらいいな、いや、優しくならなきゃなぁなんて思うこの頃。どうしてこんなことを書くのかというと、今日の受付窓口のおばちゃんがその人で、案の定シオイレは無表情で、そしておばちゃんは変わらず笑顔でハッとさせられたからです。

今日思い切って聞いてみました。

「いつも思ってたんですけど、僕挨拶するとき無表情ですよね。でもおばさんはいつも笑顔で返してくれるので、それを見て申し訳なくって言ったら変ですけど、ちゃんと笑顔で挨拶しなきゃなって思うんですよ。でも作り笑いとか苦手で、なんかここらへんがピクピクしちゃって。だから何て言えばいいんだろう、なんかコツとかあるんですか?あ、でもそんなこと聞くのも変ですよね。とにかく笑顔で返していただくと、ちょっとだけ嬉しくなるんで、お礼を言うのも何ですが、ありがとうございます。」

まぁだいたいこんな感じの趣旨を皮切りに5分くらいお話したんですけど、結論としては作り笑いでも案外作り笑いに見えないみたいだし、それに誠意をもって挨拶してくれれば相手の人にもちゃんと伝わるから、そんな意識しなくていいとのこと。自然が一番!ということを教わりました。
その人の考え方のすべてには賛同できないけれど、それでも笑顔が人を幸せな気分にさせることに違いはないので、できる限りその術を、いいスマイルを身に付けようと思います。
by shioire | 2005-08-05 15:38 | 日記の倉庫
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